再エネ水素蓄電システム


水素や燃料電池に長く携わってきたエノアは、再生可能エネルギーをいかにして蓄えるかというテーマについて検討してきました。

再生可能エネルギーの中でも、太陽光や風力などは、天候などによっても発電量が変化し、また太陽光は夜間は発電できません。

 

エノアは長年培ってきた水素発生装置や燃料電池の技術にエネルギーマネージメント技術を融合し、エネルギーを水素媒体として蓄えておき、必要なときに発電できる独立電源を提供します。お客様の用途やニーズに応じて、カスタマイズが可能です。

 

ワンストップソリューションを提供します

エノアの総合技術力で水素エネルギーを有効活用します

  

システムの特徴

 

 

 

水素蓄電の優位性

  • バッテリーのように電気的な劣化がなく、長期保存出来る
  • 水素貯蔵容量さえ大きくすれば、長時間の運転が出来る
  • 燃料電池発電時に発生する熱は回収利用可能

 

製品紹介

燃料電池独立電源システム

概略構成

 

燃料電池独立電源システム

標準タイプ(600W)

用途

地震などの災害時にライフラインである電源を標準で17時間確保する。

 

●パソコン用電源(30W)     災害時の対応業務に

 

●スマホ充電(10W)       災害時住民の通信手段確保に

 

●液晶TV(180W)        災害時の情報収集に

特徴

  • 再生可能エネルギーから発生したクリーンエネルギーを使用
  • コンパクトな設計で、設置が簡単
  • 追加タンクや、高圧ボンベによりバックアップ時間延長可能
  • スケジュール運転により、健全性を自動的にチェック、メンテナンス軽減
  • 太陽光パネルの出力を直接直流で使用出来、パワコン不要
標準仕様
電源出力 最大600W 
電源電圧 AC100V単相
水素タンク圧力・容積 0.99MPa.G/2m³

本体筐体サイズ

(タンク別)

800×500×1200

(W×D×H)(㎜)

太陽光発電入力

最大入力電圧(Voc)

最大入力電流(Isc)

1,200W(最大)

120V

45A

水素発生量 1NL/min
標準タンクサイズ
タンク容積

2m³円筒型

直径1100×2500(幅)

(mm)

最大運転時間

17hr

(最大負荷時)


実績紹介

◆環境省実証事業

太陽光発電→水電解水素貯蔵→燃料電池パッケージ 25kW(エノア供給範囲)

コンテナ搭載した屋外用燃料電池システム

■出力:AC200V、25kW

 

■燃料電池

・冷却方式:空冷式

・燃料:水素(99.99%以上)

・供給圧力:16~50kPa.G

・出力:5kW×5台

・耐久時間:8,000hr

 

■コンテナ

・サイズ:12 feet

・重量:3ton(全て込み)


◆某建設会社向け

太陽光発電→水電解水素貯蔵(吸蔵合金)→燃料電池による発電

※太陽光発電以外はエノア供給

 

■装置内部に①~③を搭載した「エネルギー貯蔵利用システム」です。

①水電解ユニット 

②水素吸蔵合金タンク 

③燃料電池ユニット

 

■太陽光発電から水電解で水素を製造し、蓄えられた水素を燃料電池によって、任意のタイミングで利用することが出来ます。

 


再エネ水素独立電源システム 概略仕様
 水素製造  水素発生圧力 0.7MPaG
水素発生量 60NL/h
水素貯蔵量

1800NL@0.7MPaG

水素利用 燃料電池発電容量 最大900W
再エネ電源   太陽光発電量 最大1200W
最大入力電圧(Voc) 120V
最大入力電流(Isc) 45A
蓄電 蓄電容量 70Ah
出力  方式 単相100V 50Hz(60Hz)
最大出力電力 700W

壱岐島で取り組む RE水素システム 実証試験事業