水電解電極評価装置


本装置は、水の電気分解によって水素を発生させる水電気分解及び反応電極の評価装置です。

 

燃料電池の開発・実用化が進む中、日本で消費される水素は年間約235億m3(ガソリン消費量のエネルギーの12%)ありますが、そのほとんどが産業界からの副生成物或いは化石燃料からの改質された水素です。

燃料電池の研究がなされる一方で、水素を製造するといった面ではまだまだ海外に比べて化石燃料への依存度が高いのですが、これからは再生可能エネルギー(風力、太陽光、太陽熱、地熱など)によって得られた電気で水を電気分解し、得られた水素を貯え、必要なときにこの水素を燃料電池に供給することで、安定した電力供給を実現して行くことが重要です。この技術は、まさに今後の水素社会に不可欠なものです。

エノアが提供するElectrolyser Test Stationsは、これからの電気分解装置、電気分解電極の開発を支援いたします。

 

エノアでは、手動の安価な装置から全自動の4チャンネル評価装置まで、多彩な装置をご提供可能です。メンテナンスやアフターサービスはもちろん、圧力操作の目標値、最大電圧、最大電流、温度レンジ、純水供給設備、電極サイズ、水素中酸素濃度、酸素中水素濃度など、お客様のご要望に応じたカスタマイズも承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

 

水電解電極評価装置

エノアは、小型から大型迄のPEM型水電解評価装置、アルカリ型電解評価装置をお客様のニーズに合わせて提供いたします。

手動/全自動プログラム運転対応など