真空断熱フレキシブルチューブ


性能

◆液体窒素を真空断熱フレキで移送し、外側のフレキ表面温度を測定した。

 

結果:液体窒素が気化することで雰囲気温度が低下し、それとともにフレキ外表面の温度も低下。したがって、試験初期時の雰囲気温度とフレキ外表面温度との差を考慮して、最終的なフレキ表面温度の影響を試算した結果、初期温度よりも0.6℃低下した。


断熱性能(放散熱量の比較)

発泡ウレタン断熱材  弊社 VIFT


断熱性能の維持

1/2”用の真空断熱フレキシブル チューブを用い 実際に200℃での約1.5年間の長期維持試験を行い

各種データを採取

  ↓

断熱性能は5年以上維持可能であると予測できる

効果

  条件 その他

チューブサイズ

移送流体

年間稼働時間

移送距離

1/2"(12.7mm)

100℃(不凍液)

7,000h

5m

◯放散熱量

VIP:0.9W/m

従来:11.32W/m

注)試験により得た値

◆ 100本導入すると

エネルギー削減効果 ➡ 約37MW/500m/年

年間削減コスト ➡ 約84万円/年 [電気料金23円/kwで換算]

LCCO₂ ➡ 約25ton-CO₂/年

製品例

商品 真空断熱フレキチューブ  
用途 熱媒移送
仕 様
外寸 1/2”✕3m
常用温度 180℃
放散熱量

0.9W/m at 100℃

(従来断熱比1/25)



商品 真空断熱フレキチューブ  
用途 半導体製造装置、医療機器などへの冷/温熱輸送配管
仕 様
外寸

チューブサイズ

1/8”~1”✕5000L(Max)

常用温度 -196~200℃
放散熱量

3.4W

(1/2”at 200℃)